本日、NFL(全米のアメリカンフットボールリーグ)の決勝戦である、スーパーボウル(第52回)が開催されました。お店にはテレビがないので、今日はお家で BS 観戦してから出勤しました。去年はニューイングランド・ペイトリオッツがかなり劣勢の場面で家を出て、お店に着いてから世紀の大逆転劇を知るという、かなり残念なことになってしまったので、今回はお手伝いさんに最初から遅刻を伝えて、最後まで試合の結果を見届けました。
スーパーボウルは近年は接戦が多いのですが、時として大味な試合になってしまうこともあるので、今回のように戦前予想がニューイングランド有利に偏っていると、実際どうなんだろうと心配していたのですが(僕は基本ニューイングランドファンなので接戦でニューイングランドが勝つのが理想)、心配をよそにグイグイとフィラデルフィアペースで試合は進み、最終盤のドラマ有りの形でフィラデルフィアが念願の初優勝を勝ち取りました。
日本では2013年の公開の映画に「世界にひとつのプレイブック」という作品がありまして、なかなか面白い映画なんですが、この映画の副題的な要素として、フィラデルフィア・イーグルスのファンがいかに熱狂的かという場面が随所にありました。今日の試合もファンの声援という点ではフィラデルフィアの圧勝だったようです。ちなみにVIP席には先の映画の主役のブラッドリー・クーパーの姿もありました。ブラッドリー・クーパーはフィラデルフィア出身です。
僕自身は生でのNFL観戦などしたことがありませんが、名古屋に来て一人暮らしを始めた頃からNFL を見始め、ここ10年くらいはブレイディ推しということで、ニューイングランド・ペイトリオッツファンを名乗っております。よってお店のサンプルとしてのユニフォーム額装は当然、ブレイディ! ただマイケル・ビックも好きだったので(古いところで言えばカニンガムも好きでした)、フィラデルフィアがスーパーボウルに出ることなった時は嬉しかったですよ。
今日の試合も最後の美味しいところはベリチック(コーチ)が持っていくと、筋書き通りの展開に進んでいましたが、ブレイディがラッシュにあい痛恨のファンブル。しかし、ラスト9秒まではオーバータイム突入の可能性を感じさせていましたから、好ゲームだったと思います。とても面白いゲームでした。こういう試合が見たいのです。こういう試合を見てしまうと、NFL面白いのになぁ、何で日本でもっと盛り上がらないのかなぁと不思議になります。ともかくフィラデルフィアの皆さんには遠く日本の名古屋からおめでとうです。
ハーフタイムショーのジャスティン・ティンバーレークもよかったです。最近は役者業も板についていてなかなか話題の作品にも多く出ていますが、もっと音楽の割合を増やしてもらいたいな、とも思いました。ジャスティンというと、どっちかというと、若い方のジャスティンというイメージが最近では強いですよね。しかし、ジャネットとのポロリ事件から14年も経っているというのも時の流れの早さにビビリです。
あと、この試合でどうやらニューイングランドの守備コーチのマット・パトリシアがチームを離れてどこかのヘッドコーチに栄転するようです。僕は彼の「ちょっと太めのブルーザー・ブロディ」的な風貌が大好きでした。チームを離れるのは残念ですが、いよいよ彼自身の勝負ですから来シーズン頑張って欲しいところです。ニューイングランド・ペイトリオッツは相変わらず、ブレイディと心中の心意気で来年も頑張ってもらいましょう。今日の敗北でさらに闘争心に火がついたのは請け合いですね。
そういえば、あと何日もすると、ピョンピョン♪ピョンチャンオリンピック!メダリストの方、メダル取ったら、純真堂!の合言葉のもと、メダル額装検討くださいませ。がんばれニッポン!