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家原美術館2021(惣sow)に行きました。

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お知らせ

2021.09.21


先日、家原利明氏の美術展示会「家原美術館」に行って参りました。
会場の 惣sow さんは一宮市の起(おこし)地区にある古民家を利用した展示施設で、
広くそして奥に長い雰囲気のある建物です。
初めて訪れる方は迷路のように感じるかもしれません。


僕はこれまで過去2回「家原美術館」を見てきました(作家自身は今回で5回目)。
僕が見た2回はそれぞれ野心的で、家原氏の表現世界の底知れなさを まざまざと
見せつけられた記憶に残る展示会でした。
今回の「家原美術館」も本領発揮の展示となっており、会場の素晴らしさも相まって
見応え十分。見る者を非日常世界に誘います。


さて非日常世界とは。

家原氏の作品と言えば、主に色鉛筆を極限まで使い込んだ極彩色とも言える鮮やかな色使いと、
常にどこかにノスタルジーを感じる独特のフォルム。表面が発する圧倒的な手仕事の力。
家原作品を間近に観て、文字通り「息を呑む」人を僕を含めて今までに何人も見てきました。


家原作品を知るという事はそれぞれの方において「発見」だと思います。
この発見は非日常体験といえるでしょう。初めて家原利明を知る人にとって、
来場日はメモリアルな一日になります。これぞビフォーアフターです。
家原利明を知ってしまった以上、知る以前と同じである訳が無いのです。

この「家原美術館」は2021年10月3日(日)まで開催されています。

今回の会場の 惣 sow(そうそう)さんには、僕たちが日頃接することの無い非日常空間の
風情がそこかしこにあります。
廊下を進む、座敷で佇む、蔵の階段を上る。それぞれがココロの洗濯につながっていきます。
自分の中の日本人のココロの存在をとても意識しました。
展示会が終わってもまた足を運ぶ場所を見つけました。僕はまたここに来ます。きっと。



『家原美術館2021』
2021年9月10日(金)~10月3日(日)

12:00〜18:00
休館:月・火曜日
入館料:200円(高校生以下無料)

惣sow(そうそう)
愛知県一宮市起西生出72

交通:JR『尾張一宮』駅、名鉄『一宮』駅下車、
名鉄バス「起(おこし)」行き
『新栄町』停より徒歩3分

数量限定の美味しいカレーランチもいただけます。
ご予約・お問合せ:090−8180−4757(田内さん)


惣sow  @sou_sow

家原利明 @ieharatoshiaki

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家原美術館 2021 のお知らせ

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お知らせ

2021.08.02


今年も家原利明さんによる、家原美術館2021が開催されます。

『家原美術館2021』
2021年9月10日(金)~10月3日(日)
12:00〜18:00
休館:月・火曜日

入館料:200円(高校生以下無料)

惣sow(そうそう)
愛知県一宮市起西生出72

交通:JR『尾張一宮』駅、名鉄『一宮』駅下車、
名鉄バス「起(おこし)」行き
『新栄町』停より徒歩3分


築80年の木造建築と蔵が会場です。
歴史を感じる書院座敷と洋館からなる建築内からは新作が並ぶ蔵への道があります。
数量限定の美味しいカレーランチもいただけます。

ご予約・お問合せ:090−8180−4757(田内さん)

惣sow  @sou_sow
家原利明 @ieharatoshiaki

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趣のある建物と家原氏作品が織りなす空間をお見逃しの無いよう、
皆様ぜひお誘いあわせの上お出かけください。




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ココロの持ちよう

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お知らせ

2020.10.23


展覧会を見に行きました。

昨日、一宮市にある旧林家住宅という、国の登録有形文化財を会場とした展覧会に行きました。「そこにある存在と記憶展」という、6名の作家が参加しているグループ展です。このたび出品作家の家原利明さんからご案内をいただきました。

家原さんはこのブログでも度々紹介させていただいています。主に色鉛筆を使って描かれたとても印象的な作品を発表されている岐阜在住の作家さんです。人柄もとてもユニークで、人を惹き付けるものをたくさん持っている方です。まぁ、一度会って話をしたら、その晩は高い確率で夢に出てきそうな人物だと書いておきましょう。

久しぶりに家原さんにお会いできると思いながら到着したのは旧林家住宅。
築百余年の古い日本家屋です。素晴らしいです。その隅々に細やかさを感じるしつらえ、それでいて遊び心も感じる不思議な造りの日本家屋と、説明など必要の無い、ただただ素晴らしい苔むす庭園。初めて知ったのが恥ずかしいくらいの場所でした。


旧林家住宅の間取りにおいて、一番奥の部分にあたる奥座敷が家原さんの展示スペースでした。
大型の襖や天袋として水性ペンキを使って描かれた作品と、パネルに色鉛筆を使って描かれた絵画作品があり、それらは座敷二間に展示されているとでも言いますか、配置されていると言いますか、溶け込んでいると言いますか、座敷のつくりに文字通り組み込まれており、部屋の調度の一部となっている印象でした。



会期は残り短いのですが、旧林家の奥座敷を体感してほしい気持ちでいっぱいです。ぜひ皆さま足をお運びくださいませ。グループ展ですので他の作家さんの作品もご覧いただけます。

いわゆるコロナ禍において停止していた展覧会などが、9月10月と動き始め、夏が過ぎた頃より徐々に作家さんから作品の額装でお声がけいただくようになりました。と同時に他方でまだしばらくの間は中止や延期も止む無しとされる作家さんがみえるのも事実です。

僕自身、作家の展覧会における作品発表の額装という面でのお手伝いは額縁店としての本懐だと思います。
ですから展覧会が開かれた折には都合がつく限りなるべく足を運び、その展示を体感したいと思っています。しかし、開催側からして、訪れる方に一抹の不安さえも覚えてほしくないという気持ちをお持ちなのはどの方も同じでしょうし、それが開催に二の足を踏む理由になっているという作家さんの気持ちも理解できます。

今後、展覧会の在り方がどのように変わっていくのか、予測できない部分は多いです。額縁店がこの時代に即して出来ることを変えられるかというと、それもまた分かりません。長期化していくコロナ有りの今、にコロナ無しの頃の記憶がだんだん薄れて行く気さえしてまいりました。

僕は心の持ちようを見つけるために展覧会に行っていたのに、今となっては逆になってしまった現状があるのかもしれません。

今週末はぜひ皆さま、一宮にある旧林家住宅に足をお運びください。心の持ちようが少しだけ楽になる機会になりましたらうれしいです。

家原利明さん参加合同展覧会
そこにある存在と記憶展

期間:2020年10月10日(土)〜25日(日)
9:00〜16:30 *最終日は16:00迄

一宮市尾西歴史民俗資料館 別館 * 旧林家住宅
愛知県一宮市起字下町211番地
0586-62-9711
駐車場有


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