今日朝のバイトから帰ってきて大阪で大きい地震が起きたことを知りました。
大阪には弟夫婦がいるので、安否が気になりましたが無事だということで一安心。彼は東日本の震災の時は東京におり、今は転勤で大阪にいます。日本で生活するとなれば誰でも地震のことは避けては通れない問題です。近い将来、さらに大きな被害が出るとされている地震が高い確率で起きると予想されています。その時の被害をできるだけ少なく抑えるための対策・準備を小さなことでも心がけていきたいと思います。今回被害に遭われた方、またご不便な思いをされている方に心よりお見舞い申し上げます。
さてこちらの額装は日本画家であり、また創作人形作家の顔を持たれる西岡信子さんの作品「武者ひな人形」です。寸松庵という小色紙に描かれた武者人形と雛人形を一つの額に対に並べて額装しました。可愛らしく「和」の情緒があふれていますが、実際の作品を前にすると、驚くほど緻密で繊細に描かれた作品だとわかります。
さてさてワールドカップ始まっておりますね。今大会は劣勢と思われている国の方がいいサッカーをして、幸先のいいスタートを切っている試合が多いですね。昨日のドイツ対メキシコ戦もそうですが、アルゼンチン対アイスランドの試合もグッとくるものがありました。はるか昔のことになりますが大学の卒論のテーマに「アイスランド史」を選んだ僕なので(行ったこともないくせに)アイスランドは永遠の憧れの地なのです。
アイスランド代表のサッカーは一言でいえば愚直なサッカー。口の悪い人からすれば面白くないサッカーかもしれません。しかし、強豪アルゼンチンから引き分けをもぎ取り、勝ち点1です。僕が感じたのは彼らが彼らのスタイルに持つ「プライド」でした。それはサッカーにおいて一つの答えだと思うのです。サッカーの大会は勝ち点の取り合いが本質です。
モロッコ対イランの試合もお互い力の入った秀逸な試合でした。最後に起きたドラマを笑う人間はいません。あそこまでやればああいうことも起きるのがサッカーです。
今回の日本代表チームには直前に起きた不可解な監督交代劇などもあって、かなりバタバタした雰囲気を感じています。僕はハリルホジッチ監督の標榜する目から鼻に抜ける攻撃スタイルに新鮮さを感じていただけに、かなり残念な気持ちがあるのは正直なところですが、今となっては現体制で結果を出してもらわないと全てが嘘になってしまいます。田嶋会長の言葉を借りれば「2%確率が上がったから勝ち点が取れた」のだと‥。まぁ何はともあれ選手には頑張ってほしいところです。
序盤から世界の目線はあったまっています。さて‥。日本代表は。
posted by 杉山 真也