額縁額装壁掛鏡の店 純真堂

純真堂ブログ <額装のココロ>

純真堂ブログ
<額装のココロ>

朝昼の寒暖の差も激しくなってきました今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日、旧知のアーティストである左右田薫さんが純真堂に来店してくださいました。ライブペイントの達人でもある彼は、大型のパフォーマンスも数多く手掛けてきました。彼の作品を何らかの形で目にしたことがある方も少なくないと思います。
久しぶりにいろいろなお話をしました。その話の中で彼は「画家」という言葉を強く語ってくれました。僕はその言葉を聞いた時に「それだ!」と思いました。
クリエイター、アーティストと呼ばれる方が、自分の中で「画家」を優先して意識するのはとても重要なことだと思うのです。それこそが今後の作家活動の楔になると思うのです。
彼はいま沖縄の過去・現在・未来のこと、そして地元の西尾の町おこしなど、自ら学び携わっています。その上で「画家」として生きていきたいと語りました。カッコいいですよ。

   

 

今週末11/24(土) 25(日) に沖縄県の沖縄国際大学で「LOVE & PEACE LIVE」が開催されます。ここで左右田さんは作品展示及びライブペイントを行います。この催しは戦中、戦後と日本とアメリカにおいて過酷な運命を歩まれた比嘉武二郎(Takejiro Higa)さんに捧げられる追悼イベントでもあります。

この企画についてのURLはこちらです
http://www.fuzzhead.jp/takejiro/index.html

彼と話をしていて、沖縄について知らなかったことや、思い違いがいくつかありました。恥ずかしい限りです。日本がたどった歴史を振り返り、次の世代に正しく伝えられていくために、まずは今の世代である私たちが謙虚に学ぼうとする気持ちが大切なのだと気付かされました。

 


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展示会のお知らせです。

明日11月13日(火)より、画家 阿部任宏さんの展示会が中区栄のギャラリー聚(しゅう)にて開催されます。

純真堂でも何点か額装させていただきました。

  

阿部任宏 個展
「Rhythm」
sketch&drawing

2018年11月13日(火)~18日(日)
10:00~18:00(最終日14:00)
ギャラリー聚(しゅう)
名古屋市中区栄3丁目21−1
TEL: 052-263-3161

※最終日18日(日)には作家によるギャラリートークに加え、ライブ♪が開催されます。
ギャラリートーク 13:00
ギャラリーライブ 14:00  Band [Syandy Gaff]

枠にとらわれることなく、常に新たな試みをされているスケッチやドローイングなど、数十点が展示されます。
皆さま是非足をお運びくださいませ。

 

 


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明日11月7日(水)より、 春日井市の われもこう に於いて、
桑原恭子さんと加藤みゆきさんによる「MY*Favorite 《4th》」が開催されます。

絵画や刺繍、etc…お二人のFavoriteな世界がひろがります。

 

こちらの作品は桑原さんのもみの木の作品の一つです。
作家のセンスがいきた楽しい額装になりました。

『MY*Favorite 《4th》』
~ブリコラージュ で コラージュ~

2018年11月7日(水)〜11月11日 (日)
茶楽家 われもこう
春日井市 鳥居松町 3-42-1
0568-81-4824

美味しい珈琲がいただける素敵なお店、われもこうのギャラリースペースでの展示です。
皆さまお誘い合わせのうえ、是非足をお運びください。

 


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展示会のお知らせです。
純真堂で額装をさせていただいた加賀貴巳子様のスケッチ展が、
三重県桑名市のフレンチレストラン「イルフェボゥ」に於いて、開催されます。

イルフェボゥ様は11月25日で開店8周年を迎えられます。
加賀様がこれまで召し上がったお料理1品1品をスケッチされています。

 

美しい盛り付けに、四季折々の味を表現された素敵な絵です。

 

『8周年記念 イルフェボゥ料理スケッチ展 』

2018年11月1日(木)〜11月30(金)
11:30-14:30(ランチL.O.13:00)要予約
18:00-21:30(ディナーL.O.20:00)要予約
定休日:水曜

プチレストラン イルフェボゥ
三重県 桑名市新西方3-22
0594-84-6370
東名阪自動車道「桑名東IC」「桑名IC」より車で約5分

隠れ家的なお店で美味しいお料理とともに、皆さま是非ご覧ください。

 


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或る美術館の閉館


category:
ブログ

2018.10.23

前回のブログ更新から少し時間が経ってしまいましたが、2018年10月8日をもって名古屋ボストン美術館が閉館しました。20年の歴史についに幕だそうです。来場者数の低迷に慢性的に悩まされてもきた美術館でした。

20年という時を僕の中で数えてみると、僕は通算6回足を運んでいるようです。これは少ない回数です。他の通える身近な美術館には何倍もの回数、確実に足を運んでいます。今更ですが、もう少し名古屋ボストン美術館にも通えたのではないかと思うところがあります。額縁というものを通じて美術の世界の端っこの端っこに身を置いている人間としては、街の美術館の閉館という事実には正直忸怩たる思いを抱きます。実は最終日に見納めということで行ってまいりました。おそらく一番混んでいる時間帯でした。7回目の名古屋ボストン美術館です。

僕は近隣の美術館や公共のギャラリーに出かけると、必ずと言っていいほど何らかの知人に偶然会います。しかし今回の名古屋ボストン美術館では、誰一人として会いませんでした。人はわんさかと溢れて会場を埋め尽くしています。しかし、誰も見知った顔が見つからない。僕に見つからないよう、隠れながら僕の背中を追っている人がいないか?と尾行を確認しましたが(笑)誰も追っては来ません。

僕が美術館やギャラリーでお会いするいろいろな知人というのは、長いこと額装の仕事をしてきた中で知り合ったお客様や作家の方々です。ちゃんとご挨拶をさせていただく方、軽い会釈だけで済ます方、また、目が会ってもお互い知っていることを確認するだけですれ違うだけの方もいますが、僕は美術館ではたいてい「誰か」に会うのです。しかし、名古屋ボストン美術館の最終日にはたくさん人がいるのに、「誰」にも会いませんでした。これは少し意外で、そして少しこわい気持ちになりました。

もちろん美術館に行き慣れている人が、混雑がわかりきっている最終日に行くわけがない、というのが実際のところなのでしょうが、イベントのような賑わいを見せている「閉館する美術館の最終日」は本当に「イベント」だったのかと思うと、なかなかモヤモヤとした物が心に残ります。その「イベント」に参加している僕にこそ全くそんなことを言う資格はないし、どの立場からと自分でも失笑ですが、そんなことを考えました。はい。

 

 

先回のブログは夏の甲子園が終わった時でした。季節は巡りプロ野球は日本シリーズ、MLB はワールドシリーズが始まります。僕の関心はワールドシリーズの方でして、LAドジャース、ボストンレッドソックス。どちらにも勝って欲しいところ。永らく優勝から遠去かっているという意味ではドジャースに勝って欲しいですが、ボストンも今シーズン優勝できなかったら、いつ優勝するのよ、という充実ぶりです。予測は不可です。わかりません。どうなるのでしょう。Bリーグも始まっています。我らがイルカちゃん、ドルフィンズもまずまずのスタートを切りました。これから春が終わるまでの長いシーズンです。じっくり追いかけていきたいと思っています。はい。

では。では。

 


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