展覧会のお知らせです。
明後日11月14日(火)より19日(日)まで、画家の阿部任宏さんの展覧会が中区栄のギャラリー聚(しゅう)にて開催されます。
阿部さんは日本画家でいらっしゃいますが、今回の展覧会では高田村信太郎氏の著書に提供された表紙と挿絵のほか、スケッチ、ドローイング、タブローなど数十点を展示されます。純真堂でも何点か額装させていただきました。
以下は展覧会によせられた文より抜粋です。
『同じ地球上で同じものを見ていても心の風景は人それぞれ違います
心のフィルターを透かしてみると日常の中の非日常的な場面がみえてきたり身の回りのありふれた断片から妄想が生まれたりします
それらは私の創造の原点でもあります』
既成の枠にとらわれることなく、多様な表現に取り組まれる阿部任宏さんの展覧会に、皆さま是非足をお運びくださいませ。
さてさて。
相撲の本場所は2か月に1回。ブログの更新がダラダラになると、本場所の周期に重なりがちになり、相撲のことを取り上げることが多くなってしまいます。
今日から大相撲は十一月場所。九州です。先場所は上位陣の多数休場と、かなりネガティブな要素が多い出だしでしたが、結果的には日馬富士の逆転優勝。かなりバタバタとした印象でしたが、見ていてとても面白い場所でした。十一月場所はどんな展開を見せてくれるのでしょうか。先行ではやれ阿武咲だ、貴景勝だと若手力士の台頭が話題に上がっていますが、僕の注目はとりあえずの一点。「琴奨菊の現在」です。
先場所は久々の勝ち越し(10番!)としばらく続いていた転落街道に歯止めをかけ、今場所は番付を小結に戻しました。琴奨菊。琴奨菊和弘。琴奨菊は大関陥落後の三月場所に勝ち越せず、特例復帰制度も逃してしまいました。五月場所、名古屋場所とモゾモゾと成績を下げての九月場所。上位陣の休場が多かったとはいえ10勝は健闘です。琴奨菊はむしろ相手が上位とか 下位とか関係ないところがあります。いろいろ脆さも併せ持ちますが、必殺のがぶりまで持ち込めればイケる。しかし、そこにたどり着くまでが遠い、という感じですが、今日初日は白鵬との取組み。一発かましてもらいたいところの琴バウワー!本日をスタートとして、向こう3場所で合計33番勝てば奇跡の大関復帰です。歴史上特例復帰制度以外での大関復帰は「魁傑」以外は記録していません。僕は琴奨菊の大関復帰を密かに夢見ているのです。そういう人は多分僕だけではありません。日本中で数えれば、多分30万人くらいはいるはずなのです(根拠なし)。琴奨菊にはぜひこの30万人(根拠なし)の夢を叶えるスタートの場所となるのですから、特に気合を入れたスタートを切ってもらいたいの琴バウワー。
posted by 杉山 真也