朝昼の寒暖の差も激しくなってきました今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、旧知のアーティストである左右田薫さんが純真堂に来店してくださいました。ライブペイントの達人でもある彼は、大型のパフォーマンスも数多く手掛けてきました。彼の作品を何らかの形で目にしたことがある方も少なくないと思います。
久しぶりにいろいろなお話をしました。その話の中で彼は「画家」という言葉を強く語ってくれました。僕はその言葉を聞いた時に「それだ!」と思いました。
クリエイター、アーティストと呼ばれる方が、自分の中で「画家」を優先して意識するのはとても重要なことだと思うのです。それこそが今後の作家活動の楔になると思うのです。
彼はいま沖縄の過去・現在・未来のこと、そして地元の西尾の町おこしなど、自ら学び携わっています。その上で「画家」として生きていきたいと語りました。カッコいいですよ。
今週末11/24(土) 25(日) に沖縄県の沖縄国際大学で「LOVE & PEACE LIVE」が開催されます。ここで左右田さんは作品展示及びライブペイントを行います。この催しは戦中、戦後と日本とアメリカにおいて過酷な運命を歩まれた比嘉武二郎(Takejiro Higa)さんに捧げられる追悼イベントでもあります。
この企画についてのURLはこちらです
http://www.fuzzhead.jp/takejiro/index.html
彼と話をしていて、沖縄について知らなかったことや、思い違いがいくつかありました。恥ずかしい限りです。日本がたどった歴史を振り返り、次の世代に正しく伝えられていくために、まずは今の世代である私たちが謙虚に学ぼうとする気持ちが大切なのだと気付かされました。
posted by 杉山 真也