額縁額装壁掛鏡の店 純真堂

純真堂ブログ <額装のココロ>

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<額装のココロ>

先日展覧会開催のご案内をしました、家原利明氏の個展「家原美術館」に早速お邪魔して参りました。
岐阜市の中心部より車を10分ほど走らせた長閑な住宅街の一角。
旧診療所が丸ごと、「家原美術館」になっておりました。

今年の2月まで診療所として使われていた(現在の診療所は向かいの敷地に移転)ということですが、昭和建築の佇まいが今風の「~クリニック」とは違ったノスタルジーな風情を醸し出しており、またそこに少しミステリアスな雰囲気も感じる外観です。入口には「家原美術館」。もうここで既に掴まれてしまいます。

展示構成は建物の1階、2階のスペースを使いきり、例えばレントゲン室や現像用の暗室として使われていた部屋など、それぞれ趣向を凝らした作品が用意されており、いわゆる美術ギャラリーでの個展とは大きく一線を画す展示内容となっております。

 

 

ご本人にも伝えましたが、「お化け屋敷」や「ビックリハウス」といったアトラクションにも例えられる「家原屋敷」と形容した方がしっくりくるかな、というところですが、もちろん家原流の独壇場のアート作品もガッチリ見られます。面白いです。とても多くの「面白い」が発見できる美術展です。
家原氏が「家原美術館」として用意したもののうち僕がどれだけを感じることができたのかは、実際冷や汗ものですが、家原利明という大いなる「謎」がさらに深まるのは請け合いです。皆さんぜひお出かけください。そしてまだ知らない人にあなたの感じたことをアナウンスしてみてください。
僕は今この「面白さ」を伝えきれない、というもどかしさを感じながらこの文章を書いています。皆さんとこの「伝えきれない」もどかしさを共有できたら幸いです。駐車場は広いです。

 

 


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