額縁額装壁掛鏡の店 純真堂

純真堂ブログ <額装のココロ>

純真堂ブログ
<額装のココロ>

作家の要望に応えるということ

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2017.06.07


流行りに乗っかっているようで恥ずかしい話ですが、実は「相撲ロス」です。早く名古屋場所が見たい。純真堂を開業してからは、お店でネットラジオで相撲中継を聴いているのがほとんどなので、見たいと言うより、聴きたい、早く始まれ〜というの感じなんですわ。
木曜日をお店の休みとしているので、場所が始まるとお家で相撲中継が見られるのが何よりも嬉しいんです。
僕自身相撲への関心が復活してきたのは、けっこう最近ですわね。朝青龍が相撲を辞めてしまってからは、なんか少し関心薄れる時期もあったんですけど、場所が始まれば一応常識の範囲で星取りは把握しておくという感じでしたけど、やっぱりここ1年くらいの日本人力士の優勝で相撲への関心が大いに戻ってきました。
唐突ですけど、何気に僕の中での最強力士ランキング!僕が見てきた大相撲。独断と偏見の記。10位、若嶋津六夫。9位、曙太郎。8位、武蔵丸光洋。7位、貴乃花光司。6位、北の湖敏満。5位、白鵬翔。4位、朝青龍明徳。3位、千代の富士貢。2位、隆の里俊英。1位、旭富士正也。出羽の花義貴、琴錦功宗、安芸乃島勝巳、魁皇博之、栃東大裕などは次点級扱いとなっています。繰り返しますが、僕の独断と偏見です。それぞれ活躍した時代が全盛という意味ではそれぞれ違う(かぶっている人達もいますが)と思うので、記録上ということとは意味が違います。優勝回数は4回止まりでしたが僕の中では旭富士正也(現伊勢ヶ濱親方)が最強です。


架空の話ですが、旭富士と現役最強の白鵬との対決が実現したら、これぞ相撲の醍醐味です。白鵬必殺のカチ上げは旭富士には見切られます。取口は二人ともかなり似ていますが、「懐の深さ」という点では、僕の中では旭富士正也にかなう力士は歴史上存在しません。取組は組み合って差手争いが主となりますが、最終的には「白鵬がいつもやっているように」白鵬は旭富士に寄り切られます。そうなのです、「思い入れ」とはそういうものなのです。想像してもらいたいのですが、この面子で場所を開いたら無茶苦茶面白いでしょうね。まさに夢場所。残念ながらこの中には現役横綱の日馬富士や鶴竜、稀勢の里は入れません。もちろん高安も入れない。琴奨菊を相撲の取口の個性という意味では入れてあげてもいいのですが、残念ながら負け越しは始まる前から確定です。この面子相手には双差しは容易ではありません。ガブれませんから。ほぼ何もできないまま、黒星を重ねます。敢えてでいうと通用する腰高力士は曙太郎かな。でも無理でしょう。
まぁ、ここまで書いておきながら、強烈に自分で恥ずかしくなってくるいつもの感じになってきました。ずっと続けたいとい気も残りますがこの辺で止めます。ジャイアンツがひどく弱いので野球が面白くありません。代わりではないですけど、早く相撲が見たいなと。


先回、「今、もっとも目が離せない絵描き」こと家原利明氏のグループ展のことを少し書きましたが、氏より作品の額装の依頼をいただきました。
額はパネルを額装することができる厚みのあるシンプルな 木地縁です。今回は僕としてはかなり気合を入れて取り組みました。もちろんいつも気合は入ってますが、「特に」ということです(笑)。アクリルとの間にスペースを取り、極力「キッチリ感」が出るように採寸をして「あそび」を作っていません。スポッというよりキュッと入ってます。その辺りを分かってもらえるといいな、という感じです。家原氏もクライアント様も喜んでいただいたようで、飾った様子の写真をいただきました。一宮市の「かとうファミリークリニック」様です。もしクリニックにかかられたら見ていただけると思います。今回の額装は構造は単純なのですが、かなり細部にこだわった打合わせをしました。結果、仕上がったものに満足していただけたことは額装の意義があったということだと思います。

額装の役割は作品の見栄えを良くし、作品を保護することにあります。あまり額装、額装と声高に言うと本末転倒になりかねないので、あくまで作品が作家からクライアント様に手渡される途中のお手伝いをする立場として、今後も額装業務に励みます。


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6月に入りましたね

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2017.06.02


久々のブログで手が震えるような気持ちです(笑)。1ヶ月くらいブログを書いていませんでしたが、いろいろそれなりに忙しい日々を過ごさせていただいております。朝のバイトもお陰さまで続いております。奥歯から血が出るくらい歯を食いしばりながら朝の5時に牛乳満タンの台車を引きずっております。藤が丘駅近辺の激安スーパーをもし利用されている方がみえたら、買っていただいている牛乳、ヨーグルトは僕が並べた物かもしれません。いつもご利用ありがとうございます。そういう繋がり方もこの広い世の中には存在するのですね。

何故か昼過ぎ、「新潟の」兄より連絡がありました。虫の知らせがあったようです(笑)。お兄さん大丈夫です。ヒーヒー言いながらもなんとか純真堂は持ちこたえておりますから♪
このことをブログに書けと言っていたので、これでいいのかな?

前回、桑原さんの春日井市の展示会について少し書きましたが、とてもいい展示会でした。会場でご挨拶させていただいた方とも、末長くお付き合いさせていただければ尚ありがたいことです。また、気になる男・家原利明氏が出展されている一宮の三岸節子記念美術館で開催されていたグループ展も見させていただきました。力作揃いの展示会で非常に見応えがありました。日進市の森の響で開かれた友人でもある伴野重由さんの展示会も見させていただきました。会場も素晴らしいところで、伴ちゃんもノリノリという感じでとてもよかったと思います。伴ちゃん、強行スケジュールお疲れ様でした。

さて純真堂は名古屋市千種区高見というところにありますが、この辺りにお住いの方はペットを飼っていらっしゃる方が多い。皆さんワンちゃんと散歩されているのをよく見かけます。そこで額装です。可愛がっていらっしゃるワンちゃん、ニャンちゃんのお写真を額装しませんか?普段一緒に暮らされていると、そんなことを考えることも少ないのかなとも思いますが、ご家族の成長の写真を飾られるのと一緒のことです。ワンチャン、ニャンちゃんの額装された写真を本人(本犬とは書きにくい‥)に見せてみるとどんな反応見せるでしょうか?興味深い‥。

 

 

さてさてもうすぐ梅雨入りとかという、そんな時期らしいですね。もうすでにけっこう日中は暑いですけど、夏本番になったら今年は相当な酷暑になるらしいです。水分補給をこまめにして、体調管理には気を配りましょう。尚、夏至は6月21日だそうです。NBAのファイナル初戦はゴールデンステートが大差をつけて勝ちました。嫌なニュースも多い毎日ですが、ふと額装した物を眺める。ちょっと立ち止まって物思い。そんな時間を大切にしていただきたいと思っていますよ、「新潟の」お兄さんへ。


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5月に入りましたね

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2017.05.01


久々のブログ更新です。遊んでいるわけではなく、でも特別忙しいわけでもないのですが、少し疎かの期間が長くなってしまいました。反省です。

 

なんか暑くなってきてますね。5月に入ってしまいましたしね。大世間的には大型連休。小世間的には合間の平日。雨も降ったりもしましたが、午後は超いい天気です。遠くにそびえ立つタワーマンションの照り返しがブロガーを攻撃しています。暗示的な光景とも思いますが、ともあれ天気がいいのはいいことでありましょう。

 

 

この作品は近々個展を予定されている作家で桑原恭子さんという方の作品です。実はこの作品は、純真堂のオープン記念のプレゼントとして皆さまに差し上げているミニ額を、作品に使っていただきました。とても可愛らしい作品に仕上がっており、見せていただいた時にはかなりうれしい驚きがありました。

よく僕たちは手前味噌に「額装の力」なんて言い回しをして、作品の額装をするとこんなにも作品がよくなるのだ、などと恥ずかしげも無く言ったりもするのですが、この作品の場合は紛れも無く「作品の力」ですね。作品が額縁を引き上げてくれています。でも中身だけでは成立しないというところもあると思うので、とてもいい感じに仕上がっている「作品」だと思うのです。エラソーなことを承知で書いています。恭子さんお許しを〜。

 

 僕が純真堂を始めた理由に皆さまの展示会開催のお手伝いをしたい、という思いが強くあります。これは純真堂が続く限り目指していく大きな核とすべきもので、たくさんの方のお手伝いをしたいと日々考えております。それは個展、グループ展に問わず、展示会という機会が、開催された方たちに大きな出会いや喜びを与えてくれるものだと僕は確信しているからなのです。純真堂は小さなお店ですが、そこの思いはかなり熱い(つもり)です(笑)。ですから、え〜展示会?まだまだですよ〜、などと考えている人はもちろん、展示会って何ですか?という人でもけっこうですので(笑)、純真堂をお訪ねくださいませませ。

 なお、お伝えした桑原恭子さんの個展「My*Favorite 3rd」は 5/105/15 の期間、春日井市の「われもこう(電話 0568 -81-4824)」で開催されます。皆さまぜひ足をお運びくださいませ。


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アカデミー賞の映画ですね

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2017.04.07


映画の祭典である米国アカデミー賞の授賞式の場で、今年、前代未聞の出来事が起きたことはまだ皆さまの記憶に新しいことと思います。作品賞の発表時に受賞作を間違えて発表してしまったのですね。「ムーンライト」と「ラ・ラ・ランド」を間違えてしまったのです。

毎年、年が明けるくらいからですかね?アカデミー賞の受賞を見越して、「作品賞最有力」が乱立するのは映画業界の風物詩なのでしょうけれど、今年は圧倒的に「ラ・ラ・ランド」の「最有力・大本命」の刷り込みが激しかった気がしませんか?「ラ・ラ・ランド」が「史上最多部門受賞」で圧勝するのが既成事実かのような予告宣伝を随分と見たような気がしていましたが、蓋を開けてみると「ムーンライト」が一瞬の末脚を使って、大逃げを打っていた「ラ・ラ・ランド」を差し切ってしまったのです。

僕は何年かに一度起こるこういった逆転レースを検証しようと、この二本を観てきました。

ラ・ラ・ランド」の方が先に上映されていたので、先に観ました。平日の木曜日の昼間に観たのですが、混んでましたね〜。伏見ミリオン座満席でしたね。もうアカデミー賞の結果は出ていましたけれど、いやいや何のその。

内容はいわゆる「映画の夢」に浸るとでもいうのでしょうか。お話の筋としてはそんなに新しいところはないであろう、ラブストーリーと言ってもいいのだと思いますが、そこは王道ハリウッド映画、主人公たちが憧れる世界が華やかなんですよね。随所に取り入れられるミュージカル・シーン。ダンスも音楽も主要なテーマですからグイグイですよ。観終わった後、あのテーマ曲のイントロが何日も頭の中で流れること請け合いです。

作品で特に僕がこりゃすごいな、と思ったのは(皆さんも一緒だと思いますけど)ライアン・ゴスリングの演奏能力ですね。ピアノも実際に彼が弾いているとのことです。彼はバンド活動などで音楽の経験は持っていますが、ピアノはこの映画のために練習したようです。いや、すごい。ジャズ音楽を趣味にしてる方から見たら実際のところはどうかはわかりませんが、僕には本物のジャズピアニストの演奏に見えました。かなり熱かったですよ。僕はライアン・ゴスリングの出演作は「スーパー・チューズデー」「ドライブ」「オンリー・ゴッド」とかなり偏った作品を観ていたので、タフガイのイメージが強かったのですが、かなりイメージ変わりましたね。でも芯の強さを常に感じさせるやや冷めた視線。イメージ変わらんか。

時折ギャグも入って来るし、楽しい映画でもあります。欲を言うとこの映画の監督であるデミアン・チャゼルの前作、有名な「セッション」でアカデミー助演賞を獲得しているJ・Kシモンズにチョイ役ではなくて、しっかりとした役を与えて欲しかったというところが残りましたかな。

まぁ、僕が言っても何様だという感じですが「ラ・ラ・ランド」。オススメですね。本命の作品賞は逃しましたが…。

ここでにわかに信じがたい話を一つ。「ラ・ラ・ランド」をご覧になった方には本当に信じられないであろうという話です。

僕には娘がいます。3月26日に僕の実家に遊びに行っていた娘は僕の母と一緒に「ラ・ラ・ランド」を観に行きました。そこで僕の母はオープニングのところで居眠りをしたというのです。あのハイウェイでのダンスシーンです。この作品の中であのシーンは「つかみ」を超えて、むしろ一番印象に残るシーンだと思いますし、あのいきなりの展開は鑑賞者のハートを文字通り鷲掴みする、映画史に残る名場面だと僕は思いましたが、あそこでいきなり眠りに落ちることができる人間が存在することは、大げさに言えば、「人間」というものの理解にまた一つ大きな謎を与えたと言っても過言ではない気がします(笑)。母にも言質を取ったので事実です。その後は最後までちゃんと観たと言っていました(笑)。

で、次に「ムーンライト」です。この映画は非常にナイーブな問題を扱っていて、正直僕がこの映画の内容をどのくらい理解というか、共感できているかというのははっきりとは言葉にして表現できないのですが、観る側の感情移入がとても大切な映画、特に注意深くしっかりと観ないと、よくわからないというか、観る意味を感じることができない種類の映画であることは間違いないと思います。いわゆる面白い映画かと言われれば面白い映画ではありません。

登場人物は必要最小限な配役ですが、特に主人公の少年期の父親代わりとなるドラッグ・ディーラーの「フアン」に対しての観る側の感情移入は、かなりグッとくるのではないかと思います。現代アメリカ(実際の映画では現在から「フアン」が出てくる章は、今から20年くらい前の設定だと思いますけど)の問題点の体現ということでは絶妙だと思いました。

賞ということであればこの「フアン」役でマハーシャラ・アリはアカデミー助演男優賞を受賞しました。これはうなずけます。すごくいい役をぴったりの役者が演じていたと思いました。しかも歴代助演男優賞の中で劇中の登場時間が最も少ない配役での受賞らしいです。それだけの存在感を醸し、必要な役柄であったということですね。

この映画の宣伝で「この映画を観ることが(我々が)映画を観ることの理由なのだ」といった、正に映画批評における最大級の賛辞が送られていました。絶賛の言葉が並んでいました。この映画を観た後では別人になっているとか…。

僕自身まれにこの映画を観るか、観ないかでは人間2種類に分けられるよな、といった映画に出会った経験があります。もちろん観ない方がもったいないという意味です。

この「ムーンライト」は僕の独断と偏見で言えば日本人には少し難しいところが多いかな、というのが感想です。かなりリアルでシリアスな内容の作品です。リアルでシリアスでナイーブ娯楽映画ではありません。静かに口数少なく、生きていくにあたってそれぞれの「優しさ」を持ち合うことの尊さを訴えます。「ムーンライト」が皆さまの映画を観ることの理由になることを祈ります。

 

こんなことやりますよ、的なものとしてスカーフを額装してみました。僕のお家にあったスカーフを額装したものです。額縁屋さんでは定番ですが僕もならって。スカーフの額装いいなと思う方見えたら、ぜひ純真堂までご連絡くださいませ。


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ゴメンね。稀勢の里。

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2017.03.27


二日続けてのブログ更新です。

いつもけっこうダラダラと長く書いてしまうので、書いた後首も痛くなるので連日というのは以前の形の時にもやったことがなかったと思いますけど、さすがに昨日の大相撲の余韻が日本全国的にもまだ残っている感じなので、僕も一言謝っておかなければ、と思いブログ更新です。

昨日の稀勢の里は凄かったですね。大方というより全ての人々の予想を完全に裏切る形で突き抜けましたね。びっくりしました。僕は昨日のブログで出場を強行する姿勢を、やや無責任的だと、良くは書きませんでした。でも怪我を押して出場する姿勢を称える方達だって負けても(勝てるとは思っていないと思う)、そのプロセスを称え、その反面、その点照ノ富士ときたら…(勝つためなら何をやってもいいのか・前日の琴奨菊戦のことです)的な感じで昨日の取り組みを見ていたと思うのです。だから、まさか二回続けて勝つとは!!

 

なんか稀勢の里の喋り方って元巨人の松井に似ているな、とインタビュー聞いていて思いました。

 

琴奨菊との境遇の差について、昨日はこれもあまり感じの良くない書き方をしたような気もしますが、これについても謝りたい。立場が人を作るということもあるのでしょうが、稀勢の里は横綱になるべく人間が横綱になり、その使命により優勝したということだったのだと思いました。琴奨菊が大関に復帰できなかったのはソレはソレ(全て自分の責任によって)ですが、僕はあえて独断と偏見でモノを言います。二人の間には確実な差がついてしまっていたのだな、ということです。

琴奨菊が10勝できなくとも、9勝で踏みとどまり、将来に一縷の望みを繋いでいるというのも事実ですし、そこは今後も注視していくつもりではありますが、今回の稀勢の里の突き抜け方は、もっと全然大きな出来事であって、大相撲の完全なる復権を感じました。かつての千代の富士の連勝記録時であるとか、若貴両横綱時代のような日本中が大相撲に関心を抱いて注目する状況が戻るのではないかと感じました。今も感じています。大相撲には見るべきものがあると。今回、稀勢の里はそのことを世に問い、そして答えを勝ち取りました。 

昨日は分かったようなこと書いてゴメンね。

 

で、世に問うといえば純真堂も世に問わなければなりません。

いろいろやってみて何が良しとされるのかを探さなければなりません。

 

ということで、こういうことをやってみました。どうでしょうか?

暗くなってしもた。

昼間にちゃんと撮っておけばよかった。


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